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緩和医療内科・ホスピス


お知らせ

  • ・ホスピス緩和ケア病棟の家族面談から入院までの期間は約2週間です。(毎週火曜日更新)
  • ・現在ホスピス緩和ケア病棟では、面会制限を行っています。(2020.4.8)
     詳細は、がん相談支援センターにお問い合わせください。

概要

緩和ケアとは、生命を脅かす病気(がんや心不全など)そのものやその治療に伴う「からだのつらさ」「こころのつらさ」を和らげて、できるだけ快適な生活が送れるように支援し、治療の初期段階から
一緒に受けられる医療です。
当院には、治療中から主治医・病棟スタッフと共に病気によって引き起こされる苦痛(つらさ)への対応をする「緩和ケアチーム」があります。

また、治すことが難しいがんの患者さまに入院での専門的緩和ケアを行う「ホスピス緩和ケア病棟」を運営しています。

ホスピス緩和ケア病棟


ホスピス緩和ケア病棟について詳しくはこちらをご覧ください


スタッフ紹介

池永 昌之

役職 副医務部長、緩和医療内科主任部長(兼務)、地域医療連携センター長(兼務)
学会専門医・認定医
日本緩和医療学会認定緩和医療専門医 
日本内科学会認定内科医

加村 玲奈

役職 副部長
学会専門医・認定医 日本内科学会認定内科医
日本内科学会総合内科専門医
日本緩和医療学会緩和医療認定医

早川 晶

役職 副部長
学会専門医・認定医 日本小児科学会小児科専門医
日本血液学会血液専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本造血細胞移植学会造血細胞移植認定医
日本小児血液・がん学会 小児血液・がん暫定指導医
日本緩和医療学会緩和医療認定医

川村 知裕

役職 医長
学会専門医・認定医 日本外科学会外科専門医
日本呼吸器学会呼吸器専門医
呼吸器外科専門医合同委員会呼吸器外科専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医

森 和憲

役職 医員
学会専門医・認定医 日本外科学会外科専門医

ホスピス緩和ケア病棟

概要

ホスピス緩和ケア病棟は、治すことの難しいがんをお持ちの患者さまが、その人らしい生活を送ることができるように援助するところです。
そのためにホスピス緩和ケア病棟では、まず本人さまの苦痛をできる限り軽減できるように努力しています。
また、十分に話し合って、ご本人さまのあらゆる必要にお答えします。また、ご家族のケアも大切であると考えています。

ホスピス緩和ケア病棟の理念

患者さま、ご家族が大切にしていることを

私たちも大切にします


人生の大切な時期を専門的医療と心のこもったケアで支えます
QOL(生活の質)を 優先にした療養環境と地域医療を支えます
存在の意味と価値を守り、 永遠に続く命を支えます


パンフレット表紙


入院費用について

当院ホスピス緩和ケア病棟は、厚生労働省から「緩和ケア病棟」として承認を受けており、医療費は定額制(治療内容に関わらず1日の医療費が一定額に決められている)となっています。医療保険が適応となっており、高額療養費制度が適応になります。また、民間保険会社によるがん保険も利用できます。
その他に食事療養費や室料差額などの医療保険適用外の費用がかかります。

ホスピス緩和ケア病棟 入院の目的と基準

  • 入院の目的
    次のいずれかに該当する場合
    ①苦痛症状の緩和および在宅療養への支援
     原則1~2週間程度で苦痛症状を和らげる治療を行い、自宅等で過ごせるようサービスを整えて退院を目指す。
    ②終末期ケア
     主治医により余命が1~2か月以内と予測され、苦痛症状が進行し、在宅療養が困難である。
  • 入棟の基準
    次のすべてを満たしていること
    ①入院中または訪問診療を受けており、緊急対応(入院)先がある。
    ②原則として、ご本人ががんであることをご存知で、がんを治す治療ができないことを理解しておられる。
    ③ご本人及びご家族が当病棟への入院を希望されている。
    ④当病棟にて対応できない医学的状況ではない(人工透析、頻回の輸血、血小板輸血など)。
    ⑤患者さまに対して、嘘をつかないコミュニケーションを大切にしたいとご家族が希望されている。
  • 退棟の基準
    次のいずれかに該当する場合
    ①ご本人およびご家族が退院を希望され、退院可能な環境が整えられる。
    ②苦痛症状が緩和され、病状が安定し、在宅療養が可能と判断される。
    ③がんの縮小あるいは治癒を目的とした治療を希望されている。
    ④がん以外の病状の治療が優先される。
    ⑤暴言・暴力・ハラスメント等、医療者及び他の患者さまへの迷惑となる発言・行動が続く。

入院生活

面会

※2021年6月現在、面会を制限しています。
 

付き添いについて

※2021年6月現在、付き添いを控えていただいています。


食事

選択食(別途100円/1食)は、週3回食事を選ぶことができます。(治療食は対象外)

リクエスト食

リクエスト食の例

毎週土曜日の夕食は、病院が提示するメニューではなく、患者さまのご希望に沿ってお作りする「リクエスト食」をお出ししております。明日は何を食べようかと考えたり、食べ物にまつわるエピソードを思い起こしたりと、「食べることは生きている証」であると私たちは信じています。
「食」を通して患者さまやご家族とのコミュニケーションを深めるとともに、患者さまが自分らしく生活できるようお手伝いします。


イベントおやつ

イベントおやつ

毎月1回季節のおやつを栄養管理課のアイデアで創作し提供しています。
基本ムースやかき氷などのどごしのよいものにしており、お食事が進まない方でも食べやすい形態です。少しでも季節感を楽しんでいただけたらと考えています。


身体の清潔

浴室、寝たまま入れる特別浴室があり、入浴を楽しんでいただけます。ご利用の方は、看護師にお申し出ください。ご自身で入るのが難しい方にはスタッフがお手伝いさせていただきます。 また、入浴できない方には、お体をふくなどさせていただきます。


病室

個室SS1(特別個室)

個室SS1(特別個室)

費用:38,500円(税込)/日

設備:トイレ、洗面台、床頭台、椅子、クローゼット、セーフティーボックス、浴室、ミニキッチン、冷蔵庫、テレビ、畳コーナー、ソファーベッド、テーブルセット
 



個室SS2(特別個室)

個室SS2(特別個室)

費用:33,000円(税込)/日

設備:トイレ、洗面台、床頭台、椅子、クローゼット、セーフティーボックス、ユニットシャワー、ミニキッチン、冷蔵庫、テレビ、畳コーナー、ライティングデスク、ソファーベッド
 



個室A2(一般個室)

個室A2(一般個室)

費用:16,500円(税込)/日

設備:トイレ、洗面台、床頭台、椅子、クローゼット、冷蔵庫(プリペイド方式)、セーフティーボックス、テレビ(プリペイド方式)、ユニットシャワー、ソファー
 



個室B1(一般個室)

個室B1(一般個室)

費用:11,000円(税込)/日

設備:トイレ、洗面台、床頭台、椅子、クローゼット、冷蔵庫(プリペイド方式)、セーフティーボックス、テレビ(プリペイド方式)
 



4人部屋

4人部屋

費用:かかりません。

設備:トイレ(共用)、洗面台(共用)、床頭台、椅子、クローゼット、冷蔵庫(プリペイド方式)セーフティーボックス、テレビ(プリペイド方式)
 



設備

デイルーム(2か所)

デイルーム1

デイルーム2


4人部屋の患者さまは、お部屋で電話ができませんので、デイルームに出て電話やリモート面会を行っていただいています。


ファミリーキッチン(ご家族のご利用は中止中)

ファミリーキッチン


 


家族控室(待機・団らん目的の使用は中止中)

家族控室


その他の設備

公衆電話コーナー、ランドリー室(洗濯機・乾燥機はプリペイドカード式 有料)、給茶機、製氷機、多目的トイレ(一部オストメイト仕様)

ホスピス緩和ケア病棟へ入院するには

電話相談   がん相談支援センターの相談員が症状やご希望を確認させていただきます。

淀川キリスト教病院 がん相談支援センター
0120-364-489
10:00~16:00(土曜日・日曜日・祝日を除く)


 
 
  (電話相談から家族面談までの期間:約1週間
※火曜日に更新しています。

家族面談   ・ホスピス医師とご家族の面談(面談時間は20分)
 ※紹介状(診療情報提供書)と放射線画像データをお持ちください
・入院についてのご説明

面談日:月曜日(午後)、水曜日(午前)、金曜日(午後)


 
 
  (家族面談から入院までの期間:約2週間
※火曜日に更新しています。

ホスピス緩和ケア病棟
入院
   


*院内で診断・治療をうけておられる患者さまは緩和ケアチームにご相談ください。


ホスピス緩和ケア病棟はすぐには入院できないのですか?
淀川キリスト教病院のホスピスというと、「すぐには入院できない」、「待機患者さんが非常に多いのではないか」というような声をよくお聞きします。 しかし、がん患者さんの病状の変化は早く、迅速な対応が求められる患者さんやご家族はたくさんおられます。 対応が難しい場合もありますが、まずはお電話でお問い合わせいただけたらと思います。

お問い合わせ

淀川キリスト教病院 がん相談支援センター

10:00~16:00(土・日・祝日を除く)
0120-364-489(フリーダイヤル)
音声ガイダンス後、9番を押し、「がん相談支援センター」へとお伝えください。

Q&A

入院について

ホスピス緩和ケア病棟の入院予約のために、家族にはどのようなことが質問されるのですか?
現在の患者さまのつらい症状、食事摂取量、排泄の状況についてお尋ねします。また、患者さまとご家族の病名・病状の理解、ホスピス緩和ケア病棟に対する希望、今後の見通しや生命予後などについて、ご家族の代表者と介護を中心にしておられる方にお尋ねします。

入院中にできること

積極的な治療はできますか?
ホスピス緩和ケア病棟では、がん病変の縮小を目的とした治療は行いません。
輸血はできるのですか?
症状の改善を目的とした、2週間に1回程度の定期的な赤血球輸血であれば可能です。緊急の輸血や特殊な輸血(血小板輸血など)、白血球を増加させる薬剤(G-CSFやGM-CSFなど)の投与は行っておりません。
点滴はしてもらえますか?
脱水に伴う苦痛を和らげる治療として点滴をすることは可能です。しかし、体のむくみや腹水・胸水の量によっては、たくさんの点滴をすることによって逆に苦痛が強くなる場合があるため、苦痛を和らげるために点滴を控えることもあります。体調に合わせて相談していきます。
人工透析・腹膜透析をしているのですが、ホスピス緩和ケア病棟への入院は可能ですか?
透析を継続しての入院はお受けすることができません。
ホスピス緩和ケア病棟入院中の民間療法は可能ですか?
民間療法は実施しておりません。
たばこは吸えますか?
当院では、平成15年5月の健康増進法施行に伴い、受動喫煙防止および最適な療養環境を提供するために、病院敷地内は全面禁煙となっております。したがって、ホスピス緩和ケア病棟内でも喫煙できません。

その他

ホスピス緩和ケア病棟と一般病棟はどのような違いがありますか?
ホスピスは緩和ケア病棟は、明るく、広く、静かで、あたたかい環境となるように工夫されております。そのほか、家族控室、キッチン、デイルーム、面談室などがあります。 また、医師や看護師のほかに、薬剤師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、チャプレン、ボランティアなどがチームを組んで、あらゆる面から患者さまのお世話にあたります。 ホスピス緩和ケア病棟は、がんを主とした治癒困難なご本人さまが、その人らしい”生”を全うできるように援助するところです。そのためにホスピス緩和ケア病棟では、まずご本人さまの苦痛をできる限り軽減できるように努力しています。また、十分に話し合って、ご本人さまのあらゆる必要にお答えします。また、ご家族へのケアも大切であると考えています。
ホスピス緩和ケア病棟に入院するまでに、容態などの変化がある場合には、どうしたらいいですか?
もともとの主治医・病院にご相談ください。
長期入院ができないのはなぜですか?
当院ホスピス緩和ケア病棟では、自宅退院を目指す方や生命予後1、2か月以内と予測されている方を入院対象にしておりますが、ご入院後に症状が落ち着き、ホスピス緩和ケア病棟でない環境でも長期療養が可能な状況になられた場合、長期にホスピス緩和ケア病棟に入院していただくことは難しいと考えています。 当院ホスピス緩和ケア病棟への入院を希望される多くの患者さまが待っておられるため、場合によっては在宅療養、転院をご検討いただく場合があります。
入院するために患者が病名やホスピスを知っている必要はありますか?
重篤な病気を抱えた患者さまにとって一番大切なのは、うそのない真実のコミュニケーションであると私たちは考えています。したがって原則として病名とホスピス緩和ケア病棟で行われる医療をご理解されている患者さまを入院の対象者としています。
患者があまり厳しい生命予後(残り時間など)の話は聞きたくないと言っているのですが、きちんと病状を話していなくても、ホスピス緩和ケア病棟に入院できますか?
原則として患者さまご自身が、がんであることをご存知で、がんを治す治療が出来ない事を理解したうえでホスピス緩和ケア病棟にご入院いただいております(認知症や意識障害の方にも、状況に応じて病名や病状を正直にお伝えさせていただいております)。 ただし、詳細な生命予後の期間について患者さまご自身が聞きたくない場合には、無理にお話しすることは必要ないと考えています。
認知症があり、病名やホスピスを理解できないので、伝えていませんが、伝えないといけませんか?
認知症があっても大切なのは、うそのない真実のコミュニケーションであると私たちは考えています。したがって、忘れてしまう、理解できないとしても、お伝えいただく必要はあります。
キリスト教を信じていなくても入院できますか?
当院のホスピス緩和ケア病棟は、キリスト教を基盤としていますが、患者さまの信仰や宗教は自由です。お一人おひとりの信条を尊重します。

緩和ケアチーム

緩和ケアチーム

身体症状担当専従医1名(緩和医療内科)、精神症状担当専任医1名(こころの診療科)、がん看護専門看護師(専従)1名、緩和薬物療法認定専任薬剤師1名、医療ソーシャルワーカー1名、事務員1名により構成されています。一般診療科の主治医や看護師からの依頼により、患者さまに対する緩和ケアの診療や情報提供を行っています。

外来部門
月・木・金曜日の午前診【完全予約制】
(外来緩和ケア管理料算定)
病棟部門
緩和ケアチームによる診療支援 (緩和ケア診療加算算定)

費用について

当院の緩和ケアチームは、厚生労働省が定めた「施設基準」を満たして活動しています。入院中は、診療開始から中止または退院まで「緩和ケア診療加算」が、外来では医療用麻薬が処方された場合、月1回に限り「外来緩和ケア管理料」が算定されますのでご了承ください。なお、この費用には健康保険が適用されます。